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●プロバイダとは？＜プロバイダ解約前に＞
プロバイダとは、インターネット接続サービスを提供してくれるサービス会社のことなのです。現在個人においても企業においてもインターネットに接続するには、このプロバイダとの契約が欠かせません。お手持ちのパソコンから回線経由でプロバイダのサーバーに入ってのちにインターネットを閲覧できるようになっているのです。
ですから、もしプロバイダとの契約をせずにご自身でインターネットに接続するのであれば、自前のサーバーを手配してあなたがプロバイダを兼務しなければなりません。こういった無駄なことを代行してくれるサービス会社のことをプロバイダと称しているのです。プロバイダは、正しくはISP（インターネット・サービス・プロバイダ）といって、回線は持たないけれども、回線業者から回線の提供を受けて、インターネットへの接続サービスなどを提供しています。
現在プロバイダ会社は国内に大小様々な種類がありますが、おもに電話回線やISDN回線から始まってADSL回線や光ファイバーを使った光ケーブル回線・データー通信回線などを用いてインターネット接続サービスを代行しています。また、付加サービスとしてプロバイダでは、メールアドレスを提供したり、ホームページのサイト作成用にディスクスペースを提供したりオリジナルのコンテンツも提供している。最も注目すべきは、昨今のインターネットでの問題点のセキュリティに重点を置くプロバイダが多く見かける。
●回線業者とは？＜プロバイダ解約前に＞
回線業者とは、インターネットを接続するサービス会社のプロバイダとユーザーとのパソコンをつなぐための足回りを担っています。インターネットを接続するためにはプロバイダとの双方向通信が必要になります。それらの回線や通信を担っているのが回線業者（キャリア）と呼んでいます。現在において回線業者では、電話回線やISDN回線などから始まって、ADSL回線や光ファイバーを使った光ケーブル回線が主流になっています。その他にデーター通信回線もあります。
国内で代表的な回線業者として、「NTT（光フレッツ）」「KDDI（ひかりone）」「e Access」「ACCA」「ソフトバンクBB」などがあります。通常、回線業者との契約にはプロバイダとの契約が必要となります。回線を提供してくれる回線業者との提携で本来は別々に契約しなければなりませんが、プロバイダによってはプロバイダの契約だけで回線業者との契約も果たすことができるようになっています。ユーザーの利便性を考えてのことなのですが、これを「ホールセール型」と呼んでいるのです。
逆に、回線業者と単独で回線の契約しておけば、プロバイダは好きに乗り換え解約選び放題という自由な形式をとっている方式もあります。フレッツADSLやBフレッツがこれにあたります。最近はプロバイダからの取次ぎもしてくれるようですが、本来はNTTに申し込んで、その後プロバイダと契約をするのです。どちらも利用者側が「好みに合った」方式を選べばよいのではないでしょうか。
●ややこしいプロバイダと回線選び＜プロバイダ解約前に＞
◆契約内容を整理しよう！＜プロバイダ解約前に＞
インターネットをこれから始める、またはプロバイダを乗換え解約して、新しいプロバイダと契約すると言う方にアドバイスです。新規にプロバイダと契約するにあたって、初めての方はこれからなので説明しますが、今お使いのプロバイダを乗換え解約する方には長年プロバイダを使用してきたので、プロバイダ契約の内容まで覚えてないのではないでしょうか？今一度思い出してみてください。プロバイダ契約には２つの種類がありますので、確認のためご説明させていただきます。
- プロバイダ解約前に、プロバイダ（ISP）のみの契約なのか？
- プロバイダ解約前に、プロバイダ(ISP）と回線業者（キャリア）を同時に契約するのか？
以上2つの契約をプロバイダ乗換え解約であろうが、新規のご利用であろうが選ばなくてはいけないのです。多くの方はプロバイダと回線業者とを同時に契約したことにより、プロバイダの名前が先に立ち、インターネットを閲覧するためにはプロバイダとの契約を重視しています。月々の使用料金が定額制になり「月額使用料」として請求されるのに利便性は感じますが、この月額使用料の中に「回線業者」の回線料金が大半を占めていることに気づいていない人がおられます。ややこしい契約書を前にして、販売員の言いなりになってしまうことが多いのです。
◆回線と回線業者を決めればあとは楽勝＜プロバイダ解約の前に＞
現実に、プロバイダを乗換えて解約して新しいプロバイダのみ変更しようと考えていても、煩雑（はんざつ）な手続きにより、いつの間にか回線まで解約して、気づいた時には新しい回線業者と契約を結んでいた。なんてことが現場では起こっています。もちろん納得しているのであれば、それはそれでよいことなのでしょうが、ADSL回線で十分なユーザーさんが、帰る頃には「ひかり」へ変更されているなんてことが多いのも現実なのです。以下を参考にしてください。
- 新規にインターネットを始めたい方⇒プロバイダ会社と回線業者を選ばなければなりません。(プロバイダ：OCN・BIGLOBE・Yahooなど 回線業者：NTT系（ADSLかひかり）電力系（ひかり）など）
- 既存のプロバイダを解約した方⇒新しく選んだプロバイダのみと契約するのか、回線も新しく契約するのか意思表示をはっきりと伝えましょう。
- ・回線を変更し回線業者を解約たい方へ⇒基本的には、今お使いのプロバイダはそのまま使えます。新しく回線を選び回線業者と契約してください。
プロバイダや回線業者を解約して、新しくプロバイダと契約するワケには様々な理由があるでしょう。「今よりコストを下げたい」「今以上にスピードを上げたい」などが考えられますが、コストを考えると回線業者さえ決めていれば、あとはどのプロバイダを使ってもそん色はあまりありません。インフラ整備ができていない新興のプロバイダは困りますが、コスト面で言うのなら、このプロバイダ費用をいかに削減するのかが重要となってくるのです。回線業者でのコスト削減には限界があります。国内でもプロバイダほど多くは存在していませんので競争がないためです。しかし、プロバイダは国内には溢れ返っておりますので、ここで月額使用料を削減して調整していくと良いでしょう。回線さえ決まっておればプロバイダ選びなんて楽勝なのです。プロバイダを解約する前には、事前によく考えて判断して賢くコスト削減をいたしましょう。
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