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●ISDNやアナログ回線ってなに?<プロバイダ解約前に>

ISDNとは、総合デジタルサービス網の略語です。従来の電話回線で電話とデーター通信とをデジタル通信で統合して一つの回線で対応する技術のことなのです。64ビット/秒の情報チャンネルを基本としてインターネット接続と電話回線の2つの情報チャンネルで成り立っているサービスなのです。ISDNはNTTがINSネットの名称でサービスを提供している。2つ64kbpsを束ねて128kbpsで通信するアナログ回線よりは高速なアクセスが見込め、1回線で2つの電話番号を利用できるので、インターネット接続と電話の同時利用が可能になった。

◆ISDNの欠点<プロバイダ解約前に>

アナログ回線のメタルケーブルを使ってデジタルでデーター伝送ができる方式だったため、一時はもてはやされていたが、インターネットを取り巻く環境が、年々高速ブロードバンド化が求められるようになり、TV電話や高画質動画配信や高精細な静止画などに対応するべく、今ではADSLから光ケーブル方式へと進化を遂げている。しかし、ISDNの基本技術は、いまの高速ブロードバンド化の根底を構成するうえで有益な技術であった。今後は、ADSLと同様に、広範囲にわたって大容量のデーター通信を安定的に送る光ファイバーに取って代わられることでしょう。

●ADSLってなに?<プロバイダ解約前に>

ADSLについて、今では説明するほどでもないほど知名度はあるのですが、流れのなかで考えるとひとつ前の世代の高速通信といえます。ADSLはご家庭の電話回線をそのまま使った高速通信のことです。上がり最大47Mbpsと下り最大5Mbps(いずれも理論値)を提供するメタルケーブルを使った高速通信サービスなのです。月々定額料金でサービスを受けることができて、IP電話やアプリケーションサービスも受けられるのです。定額制ですから、通信料金を気にせずに使えますので、コスト面では光より安く利用できるのがメリットですね。はじめてインターネットを始められた人の多くはこのADSLを導入していると思います。

◆ADSLの欠点<プロバイダ解約前に>

家庭の電話回線を併用利用できますので、手軽にブロードバンドを体験できるのですが、基地局からご自宅までの距離によって受けられるサービスプランは異なってきます。ブロードバンドと言ってもアナログ伝送と変わらないので基地局からの信号は減衰していきます。パソコンから基地局までも当然同じ現象が起きるのです。ですから、距離に対して受けられるサービスプランも限定されますし、サービスが受けられない地域も存在いたします。また、ノイズに対して非常にデリケートですので欠点にもあげられます。一時はもてはやされましたが、今では「ひかり」に取って代わられてしまっています。もともとADSLは光ケーブルの橋渡し的な存在でしたので、いずれは消えてなくなるかもしれない通信技術なのかもしれません。

●光ケーブルってなに?<プロバイダ解約前に>

新規にプロバイダ契約に伴って回線業者も一緒に契約することってあまり知られていませんが、この回線業者の回線の中にいまでは光ケーブルを使った回線が注目されております。以前はISDNやADSLが国内に占めるプロバイダが扱う回線の大半を占めておりましたが、今では「光ファイバー」を使った光ケーブルが、今年に入って逆転してしまい、いまでは主流になってしまいました。プロバイダを新しく乗換え解約を検討する前に、光ファイバーを使った光ケーブルについてご説明いたします。

◆光ケーブルってなに?<プロバイダ解約前に>

光ファイバーの最大の特徴は、ズバリ「安定」「高速」「大容量」と認識してください。現在の技術においてこれ以上の伝送技術は普及されておりません。これからプロバイダを新しく乗換え解約しようと試みるなら、ぜひ、光ケーブルを使った回線も導入されたほうが良いでしょう。従来のADSLでは電話局での基地局から距離によって通信伝達速度が異なっておりました。

したがってインターネットを閲覧するにあたって不安定さが問題となり現在に至っております。しかし、光ファイバーを使った光ケーブルでは基地局から「あなた」のご自宅までの距離に影響されずに「安定的に、高速で、大容量の情報をやり取り」できるようになりました。大容量の情報をやり取りし、かつ、高速で安定しておりますので、光ケーブルではインターネットの他に、電話やTV電話、TVサービスにも使える優れた伝達回線なのです。

◆光ファイバーの速さのわけ<プロバイダ解約前に>

光ファイバーを使った光ケーブルの速さのワケには、3つのワケがあります。

  • レーザー光で通信:レーザー光は無線LANなどで使われている電波より約10万倍も大容量なので、1秒間に送信できるデーター容量が格段に速いのです。


  • ガラスやプラスチック素材を使ったケーブルを使用:電波や磁力に干渉されずに、速度、品質が安定しています。


  • 長距離でも信号が減衰しにくい:レーザー光を利用しているので電気信号に比べて、長距離でも減衰しにくい特性がある。


以上のことで、光ファイバーを使った光ケーブルは、現在、高速情報伝送技術としては最も優れた伝送技術の一つとして認知されております。銅線を使ったメタルケーブルと違い劣化も防げてメンテナンスにも優れているため「地球にやさしい」ケーブル素材として多くの技術に活用されているのです。

◆ADSLと比べてお得なの?<プロバイダ解約前に>

ADSLと光ケーブルとではどちらが、優れてお得なのでしょうか?ADSLとは昔から使われているように電話回線を使ったデジタル方式の伝送技術を使った方式なのです。光ファイバーを使った光ケーブルとは違い、銅線を使用したメタルケーブルを使用しています。メタルケーブルを使ったADSL方式でインターネットに接続しているのです。そのメタルケーブルに電気を通して信号を送りますので、信号が金属の抵抗により干渉を受けたり、他の電波のノイズや磁力にも影響を受けたりいたします。

したがって、基地局からユーザー宅までの距離により安定的な情報の伝送が確保できない恐れが生じてしまいました。利便性と高速通信の問題が解決できなかったのです。ADSLはもともと光ファイバーへの橋渡しとして考えられていましたので仕方がありません。たしかにコスト面ではADSLはメリットはありますが、費用対効果で考えるとかけた費用においても、効果においても光ケーブルの方がお得となるのです。

光ファイバー

また、「光ファイバー」は金属ではなく、その代わりにガラスやプラスチックを使ったケーブルを利用しています。また、電気信号ではなく、レーザー光を使用します。レーザー光は無線LANなどで使われている電波より約10万倍も大容量のため、1秒間に送信できるデータ容量も大きいのです。

◆回線業者の種類<プロバイダ解約前に>

光ケーブルにはNTT系(NTT・KDDI)電力系(各電力会社)の2つがあげられます。ご存知のように、電柱を使った電話回線の送電線や電力送電線などを各社利用しております。どちらも光ファイバーを使った光ケーブルなのですが、いまのところはNTT系が優勢です。これは、インターネットの回線事業をいち早く導入したため、インフラの整備が整っていることによる利点での優位性です。

したがって、バックボーンでのノウハウと安定性は、NTT系が一歩リードをしているのが現状です。しかし、今後は電力系が巻き返すことが織り込まれてきております。それは、電力系の方が国内において潜在的なインフラが整っている利点からきているためなのです。潜在的にみると電話回線と電力系の送電線の整備を比較すれば、国内のインフラ整備は電力系が圧倒的に有利です。ですので今後、光ケーブルの整備の普及には電力系が今より拍車がかかると予想されるのです。しかし、前述したようにNTT系にはノウハウや安定性でのバックボーンとしての蓄積があり、総合力において今は優れている事実は認識して間違いはないでしょう。電力系の今後の巻き返しを期待いたします。

◆光ケーブルの誤解<プロバイダ解約前に>

現在、各プロバイダがユーザーに勧めている光ケーブルでのサービスには、「上がり/下がり100Mbps(理論値)」の高速伝達速度を提唱していますが、一般ユーザーの中には、ご自宅の自身のパソコンに「100Mbps」の速度で情報が伝送されていると認識をしている方が多く見かけられます。これは、加入時の説明の不手際なのです。現実的には「あなた」のパソコンには100Mbpsは来ておりません。現実には3分の1ほどの伝送速度があれば合格なのです。

そのことを多くのユーザーはご存じではないのです。光ファイバーを使った光ケーブルは確かに減衰が少ない技術を使っておりますので、ご自宅の回線終端装置(ONU)にはカタログ値は見込めますが、そこから各部屋へまたは各パソコンへ情報を伝達するのにはLANケーブルを使用しています。

ですから、回線終端装置(ONU)より先は、上がりも下がりも100Mbpsではありません。ご存知かもわかりませんが、再認識をしてくださいね。また、集合住宅においては、外線を一か所に集めて各ご家庭に送信したり配信したりしておりますので、一戸建てよりも伝送速度は低下いたします。これは、既存の集合住宅において今後改善される可能性はありますが、費用もかさみますので管理者さんの理解が必要となります。しかし、いままでのISDNやADSLよりも格段に安定した高速通信を享受できるのです。

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